健康的な生活

どうも、池田です。日々思ったことを

24日目 ラーメン屋に行きたい夜

「ラーメン屋に行きたい夜」

なんてものはない、僕には


ラーメン屋とは、人に誘われて

いや、誰かとたまたま一緒におり、

ご飯食べるか、となり、

数ある選択肢の中からラーメン屋をたまたま選んだ時に行く場所である


人の意思と偶然が重なってはじめて行く場所


自分の意思で行く場所ではない


なので

「ラーメン屋行きたい」という気持ちが

芽生えた時は

かなり調子が良くない


ラーメンなんて食べずによく寝た方がいい


それでも年に1、2回はそんな時がある

赤信号に近い状態


この手のサインはいくつかあって


マクドナルドの頻度が上がる

・めちゃくちゃチョコ食べだす


が代表的であるが、


・自分の意思でラーメン屋行く


は頭ひとつ抜けている

 

唯一の例外は

福岡の元祖長浜ラーメン


福岡なんて明るい街に

暗い気持ちで上陸することはまずない

ので

自分の意思ラーメン的精神状態とはかなり遠い


「福岡に行く」に「ラーメンを食べる」が言うまでもなく含まれているので

自分の意思でラーメン屋に行ったというより、

自分の意思で福岡に行っただけ、という解釈でお願いします

 

 

ラーメンが嫌いなわけではないし

別にラーメンが好きな友達も好きなので

ラーメンには誘ってください


嫌いではないけれど

ちょっと幅きかせすぎじゃないか、とは

小さい頃からずっと思っている


ラーメン寄りの人口が多すぎて

ラーメンにたてつくと

敵に回す数があまりにも多いので

生きづらさを感じざるを得ないといった感じ

 

敵に回す数がそれなりに多そうな話でいうと


アルファード、理解できない


というものもありますが、これはまたの機会に

 

 

いろいろありましたが

2021年も生き抜いた証拠をここに刻みます


良いお年

23日目 2020の話

今年はいろいろでしたね

 

いい瞬間もいくらかありましたが

不運や不注意により起こった悪い瞬間が多く記憶に残った年でありました

 

今年は当初

ライフワーク的に音楽を持続するための弾き語り活動を

意識的に増やそう思っておりましたが

1月に1度演奏したきりとなり

アウトプットに対する気持ちが死にました

 

作りかけの曲を外に出すことが来年の目標です

 

人前で演奏してリアクションがあることに喜びや意味を感じていたことがよく分かり

モチベーションが迷子になりました

 

インプットはしたりしなかったり

音楽はあまり

映画は去年よりは見ました

 

1番よく聴いたCDは井出健介さんの今年のアルバム

うらやましく良い質感でした

 

映画はなんだかんだテネットかな

2回見たし、1番楽しめた映画だったかなと

 

旧作込みで今年1番好きだった映画はロブスターという映画です

これは好きだなと思える映画でした

 

今年5月以降見た映画は以下です、記録として(4月までの分は4月のブログに)

 

映画館

ねらわれた学園

○ストーリー・オブ・マイライフ

○リトル・ジョー

エレファント・マン

ダークナイト

○ディック・ロングはなぜ死んだのか?

インセプション

インターステラー

○テネット

○フェアウェル

○ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

○本気のしるし

○mid90s

 

DVD

○隣の影

○聖なる鹿殺し

ゲット・アウト

バートン・フィンク

レディ・バード

○ビガイルド

○魂のゆくえ

○私はゴースト

○クロニクル

○ジンジャーの朝

君の名前で僕を呼んで

○ボーダー 二つの世界

○来る

○アンダー・ユア・ベッド

○国家が破産する日

○愛がなんだ

○ブルーアワーにぶっ飛ばす

万引き家族

トランセンデンス

○SPEC 翔

○SPEC 天

○SPEC 結

○SPEC 零

鈴木先生

○七つの会議

○ゴーストランドの惨劇

○アス

フォロウィング

インソムニア

サスペリア

バトル・オブ・ザ・セクシーズ

○バッド・ジーニアス

20センチュリー・ウーマン

○ナンシー

 

映画も音楽もコンディションによっては見れも聴けもしなくなりますが

お笑いはいつでもありがたかったです

 

1番好きなテレビ番組はM-1ですが

今年は準決勝も配信で見ました

決勝を新鮮な気持ちで楽しむためには

準決勝見ない方がいいなと少し思いましたが

ストーリーが見えるので増える楽しみもありました

 

東京ホテイソンのオチとマヂカルラブリーのネタ選びの話はしびれましたね、本当にすごい

 

ランジャタイが敗者復活の話してるYouTubeおもしろいのでぜひ見てください

 

今年は明日1本か2本映画見て終えようと思います

 

仕事については自分の望むバランスをよく考えないとなと思う1年でした

根が真面目なのでボーッとしてると仕事に喰われてしまうので

喰われないように意識的に他の事のウェイトを上げるか

喰われるなら仕事の仕事感を減らさないといけないなと 仕事の仕事感上がってきた感じも否めないので

 

理想は仕事の仕事感を減らした上で仕事以外のウェイトも上げ、バランスを変える

 

ことですかね

来年そのへん頭において生きよう

 

今年は底とまで言わんが大概悪かったので

来年は浮上します

引き続きよろしく頼みます

良いお年を

22日目 足の話

どうも皆さんお久しぶりです池田です

急に気温も下がり風邪をひいてはいないですか

私は元気です

 

ところで音声入力機能というものをご存知でしょうか

実は今このブログ、キーボードで入力しているのではなくしゃべっているのです

一人暗い部屋で、少し暗い部屋で、やや明るい部屋で

かしこまってしまい一人称が私です

喋っているのであればいっそ録音して配信すればと思われる方も

確かにそうですね 

しかし私の拙いしゃべり、まだお聞かせできるレベルではないと言う判断。

ならばそのうちやるつもりじゃないかというツッコミをいただきました

確かにやってみたさはあります

少なからずラジオに憧れはある

昔からラジオを聴いて育ちましたなんていうタイプではないですが

週に2本程度は欠かさず聞くラジオがある、それで嫌なことを忘れたりもするものです

 

最近はといえばドライブスルーにはまっていました

というのもこのところの仕事における移動、時間帯、ロケーションが絶妙に私をドライブスルーへと誘うのです

はまったというよりはまらされたと言っても過言ではない

そして悲劇は訪れました

昨日の朝、目を覚ますと左足に違和感が

大したことないと信じ、そのまま仕事へ。しかし夜には足を引きずるほどの痛みに

何かにぶつけた訳でもなく、捻ったわけでもない 

最近は家でもめっきりビールを飲まないようになり、外で飲むのも月に一度や二度程度

そんなわけはないと願うような気持ちでとにかく体に良さそうな晩御飯をいただき

これまで食べてきたあらゆる美味しいものに思いを馳せ、わずかな望みを一枚の湿布に託し、眠りに着きました。

 

そして今朝。

明らかに増した痛み 、頬を伝う涙、こびりつく目やに

いつも5分で着く場所まで20分かかったので病院に行くことを決意

午前中の仕事はほぼ歩かず済まし、昼から病院へ向かいました 

外的な要因による痛みではない事は確かであったので 内科へ

足が痛いと言うと、ここは内科ですよというような顔をされ

そんなことはわかっているんです、察してくださいというような顔を返し

それでは血液検査をします、それで納得してくださいというような顔をいただき

好きなだけ調べてくださいという思いで針を刺されました

少し時間がかかりますと、待合室へ放り出されます

ぎりぎり生かされているそんな気持ちであらゆる美味しいものに思いを馳せました

池田さん、と呼び出され中に入ると 

さっきまでは、こんなもん整形外科行ってマッサージし倒されたら治るやろとでも言いたそうな顔をしていたお医者さんが幾分か真面目な顔で

血中の白血球の数が増えていますね、何かしら炎症を起こしている可能性があります。2日お薬を飲んで様子を見て、痛みがひかないようであれば外科へ行ってください。

と告げました

よかった、整形外科マッサージし倒しじゃなくて じゃないのよ

痛風か、痛風じゃないのか、なのよ

 

私は宙に浮きました

まあ宙に浮いてれば 足つかへんから痛くないか じゃないのよ

 

少し体に良さそうなレベルを落とした晩御飯を食べましたとさ  



皆さん忘れてるかもしれないですが、これ喋ってるんですよ

やばいでしょ、おやすみなさい

21日目 知りたい話

徴産制 という本を読みました

たまたま手に取ったSFマガジン

フェミニストによるフェミニズムSF

というコラムがあり、その中で紹介されていた作品です

 

新型のウイルスによって若い女性の大半が死に、若い男性が性転換して2年間女性として過ごすことを義務付けられた未来の日本を舞台に描かれる5篇

 

徴産制自体、女性を消費する的な価値観が根底にある、男性が男性の為に作った制度であるけど

それを経験する登場人物が今まで女性が当たり前に受けてきた差別や、男性から女性になった産役男としての差別を受けて、あらゆる気づきや考えの変化に至るわけで

それで僕も気づくわけで

気づいたということは今まで全く目がいってなかったということであって

 

とにかくそんな気づきの多い読書体験でした

 

本とは関係ないですが

街を歩いているとぶつかられる、というなんだかよくわからないことが

女性のあいだでは当たり前として存在していることを知り、驚きました。そんな当たり前が想像しているより遥かに多くあるのだろうと

 

話の中で

生き残った女性たちに今まで向けられてきたそれと同種の、さらに強調された目線が向けられ、より生きにくくなっている様子も印象的でした

 

大きなシステムの根っこにあるものが変わらず存在するさまが描かれているようで、それが想像しうる形であることに虚しさを感じました

 

性転換を機転として、物語が動いていくので

トランスジェンダー的なトピックも多いです

僕らの世代だと金八先生での上戸彩さんの役を印象深く覚えている方も多いかと思いますが

あれ一体何年前やねん、という感じですよね

変わってきてはいるけど、変わらないものがあり、それにより嫌な気持ちになることはまだまだ多い

 

僕自身は恋愛対象は女性で

だからといっていわゆる 男らしさ 的なものに憧れを全く抱かない、そういうタイプですが

そんな僕がそう思っているだけで

様々なパーソナリティを持った人たちが

それぞれ違うことを思ってるかもしれない、そうであれば知りたいし知るべきであると思った

そういうきっかけになる本でした。僕にとっては

こういった題材の本は、ほぼ間違いなく対極にいるような人に届くことはないでしょう

関心ある人の関心をより深める

やさしい人をさらにやさしくすることしかできない、そう思います

 

でも1人の人間が生きていく上でやさしい人がさらにやさしくなることってかなり重要ですね

 

フェミニズムって言葉自体が誤解を招きやすい言葉になってしまっているけど

それもその言葉が生まれる前提によるところが大きいと思う

 

新しいものを既にある言葉で表さなければいけない以上、説明するための言葉自体に差別的な前提条件が含まれてしまっている場合がありますもんね

 

本当に言葉って難しいなと日々感じます

 

普段の何気ないやりとりでも

 

やさしくありたいなと思います。完

20日目 高いところに登りたい

高いところに登るのが昔から好きですが

山にはあまり登ったことがない

山は登ってる最中 高いところに登っている実感がないからですかね

あと空気が薄いのがダメ

息苦しい場所から離れるスピードが年々早くなってる

でも山は登ってみたい

本当に登ってみたいのか?

大して登りたくないのかもしれない

こんな気持ちでは山に悪い

しかし登ってみたらめちゃくちゃ楽しいみたいなこともあるので

山のことは気にせず

とびきり体調がいい日に試みるのもいいかもしれない

 

とびきり体調がいい日に

 

とびきりといえば

モスバーガーのとびきりチーズバーガーですね

モスバーガー店員時代を思い出します

24,5くらいの頃でした

当時ほぼフルタイムでバイトしていたユニクロで遅刻を繰り返すあまり、朝のシフトに全然入れてもらえなくなったのをいいことに朝のモスバーガーを始めるという

なかなかいかれた動きを

 

でもモスバーガーで一年近く働きましたが全く遅刻しなかったんですよ

不思議ですよね、ユニクロでは全然治らなかったのに

心の奥底にある意識に身体は準じるのですかね

無意識だと悪気が全く起こらないのにはずっと困らされていますよね、間違いなく困らせている側やのに

 

モスバーガーバイトの朝の時間帯の主メンバーはおばちゃん2人と格闘家3人

格闘家は日本を制してたりアジアを制してたりする人たちでしたがおばちゃんの方が強く、そのおばちゃんたちに案外好かれたので平和に働くことができました。

夏休みになるとタイムカードで存在は認知してるけどほぼ交わることのなかった学生バイトたちが朝にも現れるので

こんな世界があったのか、と爽やかな風を感じつつも、攻撃力高めの朝のおばちゃんたちとそこそこ敵対してる層の存在にも気付き、敵対グループを束ねている僕よりいくらか年上のバイトお兄ちゃん的な人に、朝メンバーでは最年少の僕を思ってか

「いろいろいらんこと言われてない?嫌なったら夜の時間きいや!」

と華やかな夜の世界へ誘われそうになりましたが

バイトお兄ちゃん、僕はそこそこ平和にやってます。そして夜はユニクロのバイトがある。

 

そんなモスバーガーバイト

あるタイミングでまた入る可能性を匂わせつつ辞めたのでまだ制服を持っています、悪気はある、

時が流れすぎた、制服変わってるかもしれない、そうなったらもう墓場まで持っていくしかない

どういう思いが詰まっているのか何も語らず棺桶にいれてもらおう

 

 

高いところに登るのが好きな話でしたよね

またにしましょう、では!

19日目 映画の話

続けているというかギリギリ辞めてない

といえるようなものを多く持っているなと。

続けていると言いたいものは再びそこまで引き上げる必要がありますね、エネルギーを注いであげる必要が

 

果たしてこのブログはどちらなのか、、、!

 

半年ぶりの更新です

どうも、池田です

ご無沙汰しております

 

もろもろを取り巻く環境が目まぐるしく移り変わっているので

エネルギーを注ぐ方向やその対象も移り変わるべきかもしれないし、そうでもないかもしれないですね

奪われることによって自分が大切にすべきものが見えやすくなっているというか

いま大事なものはこれからもずっと大事な気がします。

 

こんな話をしに来たわけじゃない!

 

なんでもない今年見た映画の記録が目的でした

大きな流れに呑まれて日々の小さなことを忘れてしまうのが1番怖いですからね

 

今年は映画を去年より見ようと思い、今は亡き映画館にもよくいき、まだかろうじて生き延びているDVDもよく見ました。(ネットがない)

 

フィルマークスをダウンロードし、感想を書く場合は漢字2文字で書くというルールを定めましたが

ファントムスレッド(DVD)を見た際、ただ「可愛い」と書いてしまい、破綻しました。仕方ない。

今年1番好きだった映画はロブスター(DVD)です。ミッドサマー由来でA24関連の映画をわっと見てみましたが良い映画に多く出会えました。流行っててよかったミッドサマー。

年明け、母にマリッジストーリーとパラサイト良かったよという連絡をしたらすぐ見に行ったらしく、そのスピード感と受け入れ力に感動しました。そして信頼されてるなと。

マリッジストーリーは離婚の話ですが勧めた後でそういえば離婚してたな、となりましたが信頼されてるので大丈夫です。

ジョジョラビットと母なる証明は同じ週に映画館で観ましたがどちらも踊りが印象的でしたね。全然違うベクトルですが。

外で踊ることすら咎められるところまで進んで欲しくないですね、早く外で音楽聴きながら踊りたい、集まって、でも踊れる程度の密さで

 

以下、観た映画です

 

映画館

○ある女優の不在

○マリッジストーリー

○パラサイト

○ドアロック

バウハウス 原型と神話

○ミッドサマー

ジョジョ・ラビット

母なる証明

DVD

サウルの息子

インヒアレント・ヴァイス

○複製された男

○ロブスター

エクス・マキナ

○ムーンライト

○ヘレディタリー

アンチヴァイラル

ファントム・スレッド

わたしは、ダニエル・ブレイク

スイス・アーミー・マン

イット・カムズ・アット・ナイト

女王陛下のお気に入り

○ハイ・ライフ

籠の中の乙女

 

おすすめしてください

母譲りのスピード感と受け入れ力でチェックします

 

これ、年末に書くタイプのやつでしたね、まあいいか、さようなら

18日目 初めての落語鑑賞(立川志らく)

「最近何聴いてる?」

というフレーズ

音楽絡みの友達との会話で登場しがちだとは思うんですが


今その質問を投げかけられたなら

立川談志かな」と答えるでしょう


きっかけはディスクユニオン、出来心で購入した「立川談志 ひとり会 落語CD全集 第4集」

収録されているのは「野晒し」「蔵前駕籠」「大工調べ」

古典落語の割とスタンダードなナンバーといったところなのでしょうか


談志さんの耳触りの良い声、その小気味良いテンポの語りに一気に引き込まれ、虜に。

気付いた時には「立川談志 ひとり会 落語CD全集 第一期」なる10枚入りBOXを注文していました。

これは談志さんが今の僕と同じくらいの歳、つまり29、30の頃の独演会の記録のようです。


これを1枚ずつ繰り返し聴いている内に「これは一度見に行かないと」という気持ちになりました。


とはいえ談志さんは既にお亡くなりになっている。ということで直系の弟子であり、最近はテレビでもよく見かける立川志らくさんを見に行こうとなりました。


なぜ志らくさんなのか

見たところ、ルックスが1番談志さんに近く、おそらく骨格も似ている、ということは今1番耳に馴染んでいるそれに近いものが聴ける可能性が高いぞ、と考えたからです。

完全に若き日の談志さんの影を追い求めてという、少し失礼といえば失礼な入り方ですね。

テレビで見かける姿も好印象であったという理由もあります。(ナイスフォロー)


ということで見てきました。

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終演後、1番に思ったのは僕はおそらく古典落語が好きだなということです。

僕は漫才、特に関西の漫才がとても好きなのですが

落語に関してはなぜか上方落語ではなく江戸の立川談志にまずハマった、これはなぜか?

それはおそらく僕がそれぞれに求めるものが全く違うからじゃないかと


志らくさんのその日の演目は

「堪忍袋」「片棒」「黄金餅

古典落語の中で、時代錯誤の言うなればSFボケ的なものを挟むことってよくあると思うんですが


そのSFボケの数が

「片棒」「堪忍袋」「黄金餅」の順で多く、片棒に関してはほとんど創作落語でありました。

そして僕の楽しめたランキングは

黄金餅」「堪忍袋」「片棒」の順でした。


つまり僕はジャブ程度以上のSFボケは求めていなかったのでした。

僕が落語に求めているものは

その時代に則ったキャラ表現の巧みさと軽妙な語り、テンポ感

だと感じました。

お笑いというより情感豊かな音楽を聴いている感覚かもしれません。

「片棒」は話のベース以外は奇天烈な設定で、漫才でいうならコウテイのような。

しかし落語特有のテンポ感や、対象となる客層による影響等からか奇天烈な方向への走り方やキレ味が物足りなく感じてしまい、むしろ本来の語りのテンポ感やストーリーの流れ具合を邪魔してしまっているように感じてしまいました。


そういったキレてる奇天烈な要素は漫才でいいや、

と思ってしまったところはあります。


僕の中ではまだその2つは遠い。


以前テレビでまんじゅう大帝国という若手漫才師を見かけました。

そのボケの方の語り口が落語的なんですがツッコミがイマイチそれにマッチしておらず、1人で落語やったらええやんと思ってしまうことがありました。なんとかうまくクロスオーバーさせてほしいところ。

むしろその日出ていたミキの漫才の方が落語的でその地点に近い感じはありました。


逆に現代的なものを題材にした創作落語なんかにも興味が湧いたりしたわけなんですが


正直今のところ落語を見ていて大きく笑う瞬間はほとんどないんですが、終わった後に「めっちゃおもしろい」となる感覚は不思議ですね、圧倒的な表現の豊かさをじわっと喰らうような


志らくさんがM-1で、全然笑わなかったジャルジャルに高得点をつけたことにも通じる部分があるのでは、と思ったり思わなかったり


まあまだまだ勉強不足なので

それが故に感じたことをえらそうに記録しておこうという文章でした。


この文章が恥ずかしくなるくらいには

のめり込めればいいかなと思います。

しかしこれだけ書いておいて、のめり込まなかったとすればそれはそれで恥ずかしいやんけ。さよなら。